実は私の父も賃貸アパートのオーナーをしていました。
17年前に祖父から相続されたものです。
その周辺にはあまりない広さの3LDKの物件でスーパーや病院、小学校、中学校も近いのでファミリー層には人気の物件でした。
しかし管理会社と折り合いが合わず負債が増える一方で手放しました。
父と管理会社はよく揉めていました笑
その理由が一つは家賃交渉。ときにはオーナーである父に相談せずに管理会社が勝手に家賃を下げて入居者を募っていました。
もう一つは高額な現状回復費用。父は一部屋150万円かかると言われ3部屋分で450万程、銀行に借りて次の入居者のために現状回復をしていました。リフォーム業をしているのでわかることなのですが、通常現状回復でそのような金額はかかりません。リフォームのようにキッチン、お風呂、トイレを新規に入れ替えたりなど程度により高額にはなりますが現状回復でその金額はあきらかにおかしいです。(現に水回りの入れ替え工事はしてないです。)
父がオーナーだった物件はファミリー向けなのでだいたいお子様が学校を卒業される時期に転居されるサイクルでした。なので確かに長期住まれる方が多かったので現状回復は必須なのですが、なぜそのような金額がかかったのか今でも謎です。
結局父は祖父から相続した人気物件を6年前に手放しました。私は結婚するまでは洋服販売の仕事をしていたのでどうにもすることが出来ず今ではとても悔しいです笑
(その後宅建取引士の資格を取りました。)
オーナー様と管理会社は信頼関係がないとやっていけないです。
管理会社のお客様はオーナー様、オーナー様のお客様は入居者なんです。これは父が管理会社に言っていた言葉です。オーナーの要望や、オーナーに寄り添うことがなかった管理会社に父は怒りと金銭面の心労に負け税理士さんと相談し、売却を決めました。
退去後の現状回復時に管理会社が見積もりをした金額に納得が出来ない場合、一度オーナー様がご自身で工務店等に見積もり依頼をしてみるのも良いかと思います‼︎
是非参考にしてみてください^_^